VikiWiki2をいれてみた
現在Hikiでつくっているサイトがあるのだけど、CMS運用に興味があったのでhttp://vikiwiki.net/:VikiWiki2をためしてみた。
ダウンロードと書いてあるのでVikiWiki2を落とします。VikiWiki2.zipというファイルがおちてきたので、とりあえずローカルで解凍。するとReadMe.txtがありました。
!! VikiWikiのセットアップ(レンタルサーバなどにインストール) 通常、LinuxやFreeBSDなどが主流であるのでそれを前提に説明します。 + setupをダウンロードし、解凍します。setup.cgiファイルができます。 | Setup |http://vikiwiki.net/setup.zip + VikiWikiをダウンロードします。 | VikiWiki |http://vikiwiki.net/vikiwiki.zip | VikiWiki2 |http://vikiwiki.net/vikiwiki2.zip + tDiaryのテーマをダウンロードします。 + これらのファイルをサーバにアップロードします。 FTPツールで以下のように設置します。 ここではwwwディレクトリがCGI実行可能ディレクトリとしています。 {{{ /home/hoge/www setup.cgi vikiwiki.zip xxx.tar.gz }}} + setup.cgiに実行権をつけてください。 + ブラウザからsetup.cgiにアクセスします。
いきなりWiki記法で書かれていてめちゃ読みにくいです。ReadMe.txtなんだからふつうのテキストで良いと思うんですけど(もしくは、ダウンロードできるサイトはwikiなんだからこれを載っけておけばいいのでは?)ReadMe.txt末尾のアドレスもFileNotFoundですし、なんだか不安な門出です。
しかも、setup.zipをダウンロードするとか書いてあります。さっきVikiWiki2.zipを解凍して出来たファイルたちは何なんですか。そこにsetup.cgiも入ってるみたいなんですが、setup.zipをまた落としてくるの? というわけで、いいつけどおり、setup.zipを落として解凍したらsetup.cgiが出来ました! って、これさっきVikiWiki2.zip解凍して出来たsetup.cgiと同じじゃないですか!
で、結局はサーバに置くのはsetup.cgiと vikiwiki2.zipでいいみたいです。なんのためにvikiwiki2.zipをローカルで解凍したのか分からないことに(ReadMe.txtを読むためだけってことですね)。この情報ことがvikiwiki2.zipを解凍しないと分からないというのは問題。やっぱりサイトに書いておけばいいのに。
ところで、デフォルトエンコーディングはUTF-8なので、うちのレンタルサーバのようにEUCとかに変えたい場合は
EUCの場合:{{ruby tool/unkf.rb -Ue "**/*.txt" "**/*.r*"}}
をしておかなければならないようです。
で、ブラウザ経由でsetup.cgiにアクセス。cgiを配置する場所などが記述されていて、これがWebで出来るのはかなり便利ですね。とはいえ、自動的に入力されているパスが微妙なので書き換えてたんですが、これ間違うと訳の分からないディレクトリがいっぱい出来そうですね。このへんで設定したディレクトリってリネームしてもいいのかなー。Wikiのスタイル(CMSがStaticWikiかなど、VikiWikiの目玉機能)もここで選べる。これも運用後に帰られるのかが気になります。とりあえずテストなので、普通のWikiのスタイルにしてみました。
で、入力し終えたらあっさり終了。さっそくアクセスしたら、おお、これはカンタンだ。しかし、これまた何がどうなっているのか分からない画面構成ですね。まず何をするんだ。しばらくいじってみて、つぎはCMSで実験してみようと思います。
こんなカンタンなのに利用者があまりいないように思えるのはやっぱり公式サイトとっつきの悪さではないですかね。トップページに目次もないし、どこから何を読めばいいのやら。